『機動戦士ガンダム00』と『ヨーガ・スートラ』
『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野 由悠季(とみの よしゆき)氏の出身地、小田原では、マンホールや階段アートなど、あちらこちらでガンダムに会えます。小田原市のサイト▶
また、富野氏は、今年11月、令和3年度の文化功労者として顕彰されました。おめでとうございます!『ガンダム』公式サイト▶
ガンダムファンの皆様、ガンダムシリーズを全て観ていない者が、ガンダムを語ることをお許しください。私は『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』が好きです。
量子コンピュータの名前が「ヴェーダ」、組織の名前が「ソレスタルビーイング」( Celestial Being 天上界の存在)だった事も気になり見始めたところ、すっかり00ファンになり、全話欠かさず毎回楽しみに、最終話に近づくにつれて涙しながら観ました。
戦いを止めるために戦い、人々を守るために大切な仲間を失うという矛盾を抱え、苦悩する刹那・F・セイエイ(洗脳され紛争地帯で少年兵をしていた過去を持つ。戦争根絶、恒久平和を願うガンダムマイスター)が最終的に手に入れた能力は、『ヨーガ・スートラ 2章35節』のように思えます。
「アヒンサー(非暴力)に確立された場、その領域では、すべての敵対的な傾向が排除される。」
ヨーガ・スートラ 2章35節
『Maharishi Patañjali Yoga Sūtra』 Thomas Egenes, Ph.D. 訳, 1st World Library 出版
P.61 Chapter on Practice の拙訳のため、原文を下記に添えます。
「Where non-injury is established, in the vicinity of that, hostile tendencies are eliminated. (35) 」
覚醒し、純粋種イノベイターへと進化した人類、刹那・F・セイエイが搭乗するガンダムが発動するGN粒子(真の自己を知り、他者との意識の共有と相互理解、対話を促進する)のようなものがあれば、人類の宿願である恒久平和も夢ではありません。
私達の意識が進化し、自然に自動的にそのような事ができるようになれば、動力源も不要で持続可能です。
マハリシ・マヘーシュ・ヨ-ギ-は、森と木、木と根の例えで、平和を実現する方法を説かれていました。下記はその超要約です。
森を緑にするには 、一本一本の木を緑に。
平和な社会にするには、一人一人の人が平和な心を。
木を緑にするには、木の根をケアし、水や滋養を木全体に枝葉にまで行きわたらせる。
人が平和な心―幸福を得るには、瞑想で意識をケアし、ヨーガを知識や行動の基盤とする。
時間がかかる気が遠くなりそうな方法かもしれませんが、ゼロリスク、リバウンド無しの最も着実な方法に思えます。
問題を解決する障害となっている様々なものも、徐々に減っていくと思います。
自分を不幸に思う人がいなければ、事件も無くなり、安心して暮らせます。
幸せな人ほど、健康で、仕事のパフォーマンスも高い、人間関係も良好という因果関係(その逆の順番と思いがちですが…)も、心理学やビジネスの分野の研究でも明らかになっています。
ヨーガ(統一意識~純粋意識、梵我一如~真我)に立脚したアヒンサー(非暴力)で、戦うべき敵が現れない無敵の状態、戦う必要がない無敵の人へ、社会へ、世界へ、少しずつでも近づいていくことを願います。
※平和を守るために瞑想する兵士達 『TMwave』のサイトから
※奇しくも新春再放送! 寝不足にご注意ください。
BS12 毎週日曜 19時『日曜アニメ劇場』
1月 9日『機動戦士ガンダム00 スペシャルエディションI ソレスタルビーイング』
1月16日『機動戦士ガンダム00 スペシャルエディションII エンド・オブ・ワールド』
1月23日『機動戦士ガンダム00 スペシャルエディションIII リターン・ザ・ワールド』
1月30日『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』
0コメント