アーユルヴェーダで楽しむ医食同源

 

アーユルヴェーダに興味を持ったのは、それまで続けていた食養生に伸びしろが無くなり、ちょうど飽きてきた頃でした。

期待通りにアーユルヴェーダには大きな伸びしろがあり、さらに上の健康を目指す楽しみが増えました。

 

それまでは、医食同源を信条に、薬膳に基づき、体質や季節に合わせてオーガニックの食材を選び、なるべく地産地消で伝統的な調理、食品添加物や重金属などが体に入るのを極力避けるという生活をしていました。

おかげで様々なアレルギーや貧血も改善、風邪もひかなくなり、QOLはかなり上がりました。

しかし、体調は絶好調というほどでもなく、凝り性が災いして、自分でハードルを上げ過ぎた食生活が面倒になり、食べる事ばかりに時間とエネルギーを使い過ぎるのは、人間なのにいかがなものかと思い始めました。そして、反動でブレサリアン(呼吸、プラーナで生きる人)やリキッダリアン(液体食で生きる人)を羨ましく思い始めていました。

 

健康のためと思い、あまり食べたくもない朝食や食材を義務的に食べようとしていましたが、アーユルヴェーダとの出会いで、そのような無理をする必要は無いということがわかり、随分気が楽になり嬉しくなりました。

アーユルヴェーダ医師の診断を受け、自分の体質に合わせたヴェーダ的な軽めの朝食に変えると、食後も心身が軽く、朝から快活に動けるようになりました。昼食時には、ちょうどお腹も減り、食欲も増して美味しく食事をいただけます。消化に負担がかかり、食後に眠くなったり、だるくなったりする事も減りました。


アーユルヴェーダには、個々人の体質や消化力に合わせる、一日の時間や季節の自然のリズムに合わせる、前の食事が消化されてから食事をとる等、 考えてみれば当然の様々な先人の知恵が伝えられています。

東洋医学の薬膳でも、勿論そのような事は解説されているのですが、独学で効果を求めるあまり、偏狭になっていたようです。

それまで頭で考えて食事をしていましたが、自分の体の声を聞いて食事をし、食べることを無邪気に喜び楽しむという、生き物としてとても大切なことをアーユルヴェーダは思い出させてくれました。

TM(超越瞑想)と同じく、自然で無理が無いことが気に入っています。 


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すぐにできるアーユル・ヴェーダ的な食生活のお薦め

好きな食事や量は変えずに、食べる時間帯と食物のを変えて、消化の負担を減らします。

アーユルヴェーダでは、消化力(アグニ)が健康の鍵で、正常な消化が生命のエッセンス(オージャス)を作り、蓄積した未消化物(アーマ)が病気の原因と考えます。

◆消化力が最も高まる12時前後の昼食を一日の食事の中心にし、食べる量も一番多くする。

◆消化に時間がかかるものー肉や魚、乳製品、脂っこい料理などは、昼食に食べるようにする。

◆なるべく加工され過ぎていない新鮮自然な食物(消化しやすく、栄養価も安全性も高く、オージャスに変換されやすい)を選ぶ。

◆作りたての温かいものを食べる。 

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マハリシ・アーユルヴェーダとは▶

 【公式】超越瞑想®-Transcendental Meditation®|一般社団法人マハリシ総合教育研究所のサイト


アーユルヴェーダで推奨されている食事方法 ▶

 『銀座レンガ通りクリニック』マハリシ・アーユルヴェーダの脈診を受けられる医療機関のサイト

 院長 臼井 幸治 心療内科・精神科・内科(マハリシ・アーユルヴェーダの日本のディレクター)


超越瞑想® マハリシ総合教育研究所 神奈川 小田原オフィス